脱ステ初期の頃、日が経つにつれてだんだんと、
身の回りのモノに対して、
「信じられるもの」と「信じられないもの」が出てくるという気持ちの変化がありました。
例えば自分の身に触れるものだと、
- このタオルケットは大丈夫。信じられる。
- この服は着れるけど、この服は痒くなるから着れない。信用ならない。
- 下着は蕁麻疹が出る。信じられない。
- 枕カバーもこれじゃないと悪化する。信じられない。
みたいなことです。
常に自分の中で判定している感覚がありました。
これによって、私が着れる服はほぼ1〜3着に決まっていました。
亜鉛華軟膏が衣類につくとなかなか落ちないため汚れても良い服、洗いやすい服ということもあったと思います。
綿100%に近いものじゃないとダメで、ポリエステルとかは痒くなる感じがあり、
そのうちだんだん痒くなる服が視界に入るだけで痒いというような感じになって行きました。
よく、「旅先で自分の枕じゃないと寝られない」とか聞きますが、私は、もともとそういうのはなんでもいい派でして。
むしろ荷物増やしたくないので最悪は現地調達のつもりで、なるべく持って行かないことを好む派でした。
(アジアをバックパックで貧乏旅行の時とかです)
だけど、さすがにこの時に
「旅先に自分の持ち物を持って行く人の気持ちがようやくわかった」、と思いました。
とにかく、安心できるものが近くにないと不安で。
他には家の中の場所でいうと、
- クローゼットの近く
- 本棚の近く
- カーテンの近く
は、「信じられないエリア」であまり近寄れなくなりました。
ダニやハウスダストは布や古い紙にいると病院で言われたのもあり、
本と衣類を3分の1くらい捨て(断捨離!)、洗えるものは洗い、クリーニングにも出してクローゼットを空にしました。
2万円くらいかかったかな。。。
もはやこれはアレルギーではなくメンタルの問題ですか?笑
今でも時々、断捨離やクリーニング祭りはやっています。
でも、だいたいのものは「信用できる」に戻ってきました。笑
あまり聞いたことがないので共感されない話かもしれないですが、
かなり自分でも印象に残る気持ちの変化だったので書き残しておこうと思います。