皮膚科に関しては、「どの医者もあまり信用ができないレベル」となってしまっている私ですが、
脱ステで通い始めた今の皮膚科は、検査結果や数字で話をしてくれるので今も通っています。
ただ、その先生の話で、1つだけ、私が聞き流していることがあります。笑
それは「掻かないで」ということです。
今は、かいても”掻き壊す”ということがないのであまり悩むこともないですが、
ひどい時は、本当に悩んでいました。
ただ、これは
- ”アトピーあるある”だと思う。悩むポイント。
- 自分も、誰かのブログで「掻いてもいい」と書いてたことに助けられた
- 自分も掻いてしまったけど、ちゃんと治った
ので、声を大にして言いたい。掻いても大丈夫!と。
ということで今回は、アトピーで掻いてしまって悩んでいる人と、悩んでいる人の周りにいる方に読んでもらいたいという2つの視点で書いてみます。
アトピーを掻いてしまって悩んでいる人へ
そもそも、なぜ掻いちゃダメって悩んでしまうかと
- 皮膚科の先生が「掻いちゃダメ」と言うから。(私の場合。掻いてOKって言う先生もいるよ!)
- 周り(家族、友人、恋人など大切な人たち)が「掻いちゃダメ」と言うから。
- 自分が嫌だから。実際に掻いたら痛いし、見た目も悪くなるから。
だいたいこんな感じかと思います。
皮膚科の先生も、周りも、自分のことを思って言ってくれているんですよねー。
そして、自分も痛いからできればやめたいし、自分のことを思って言ってくれたことを守りたい。
だんだん、期待に応えたいみたいな心境になっていくんですよね・・。
でも、アトピーの「掻いちゃダメ」は、やろうと思ったら
一瞬我慢してもダメで、24時間365日ずっと我慢しなきゃいけないんです。
24時間を仮に我慢できても、次の1秒で掻いちゃったら終わりみたいな。
そうすると、今度は、なぜ自分はできないんだとか、またやってしまったとか
別のストレスが生まれてきてしまいます。
だから、痛い思いをしないように目を向けて、掻くこと自体は無理なんだなとあきらめ、罪悪感を持つことをやめましょう。笑
そして、掻いてしまった痛みを緩和することに意識を向けましょう。
掻いてしまった痛みを緩和する方法を考える
爪を短くする。
やすりとかでなめらかに。爪だけでも見た目もきれいになるとテンションもあがるしネイルサロンとかに行ってもいいんじゃないですかね。
手袋をする
手袋もいい案かなと思うんですが、私はそもそも布にあたるとかゆくなるので最終的には向いていませんでした。症状が軽いときは試す価値はあると思います。
温めると冷やすのどっちが楽?
その時によって違った気がしますがアイスノン的なもので冷やしてました。
そしてお風呂で熱湯をかける・・・
と、こんなかんじで、私は掻いてしまっても、痛みが緩和されるような方法を考えるようにしました。それを検索していたらなんで掻いちゃったんだろう・・と落ち込んでいる暇はありません!笑
アトピーを掻いちゃダメ!と言ってしまう方へ
掻いちゃダメ!と責めないであげてください。
あなたのことを大事に思っている関係性であればあるこそ、苦しいです。
私も、周りの人に「掻いちゃダメ!」と言われて我慢できずにいたときに
その人が「どうしたら掻かないで済むか」をネットで検索したところ、出てきた記事が「掻いてもいい」だったそうで。笑
むしろ「掻いちゃダメと言ってはいけない」みたいな内容のブログが出てきたそうで、それから言われなくなりました。笑
本人が望んでいればですが痛みを緩和する方法とか、一緒に検索してあげる
というのも一つの手だと思います(でもせっかく見つけたものを試さなきゃ・・・という気持ちにもなってしまうので注意)。
まとめ
- 痒みは我慢はできない。
- 掻いてもいい。
- でも掻いちゃうと自分が痛いから、爪を短くしたり、手袋したり、温めたりとか、楽な方法があるなら取り入れたらいい。
- 掻いちゃった、と落ち込まない。
- 掻いても治る。(治ったら、掻いても切れたり痛くなったりしない)
- 掻いてる人を責めない。緩和されることを一緒に考えてあげてください